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外壁改修工事
2018 12 02
風害から、外壁、木製フェンスが破損し
改修工事の現場です。
改修前
写真では分かりにくいですが
かなり外壁(窯業系サイディング)、コーキングの劣化が進んでいます。
塗装も浮き上がり今にも剥がれそうなヶ所があちこちに、、
何だか嫌な予感、、、
外壁撤去後に下地状況を確認に行くと
予想的中です。酷い事になっています、、、
通気がしっかり、とれていなく
あちこちで結露の後を確認
パラペットの屋根と壁の取合いでは
水切り処理が悪くこんな状態、、、、
下地も腐ってきています!
おまけに、サッシ廻り処理はこんな状態です、、、
まだ築10数年
以前、他にも色々不具合があり、
施工会社に相談すると、「図面のとうりに造っています」でおしまい。
設計者は何処にいるかも分からず連絡できずに困っておられ
私に相談の連絡を下さった住まい手さまです。
傷んだ下地を取替え
一部窓廻りの防水処理
雨水侵入のあった箇所の水切り処理
外壁のしっかりとした通気処理
をおこない、ガルバリウム外壁に張り替えと
アルミフェンスへの取替え工事をさせて頂きました。
最初の施工が悪いと、
このように取合いからの雨水侵入、壁内結露が
進行している事も考えられます。
近年では既存外壁の上から、新たな外壁をかぶせる
外壁リフォームも多くみかけますが、状況判断し施工しないと
後々の躯体劣化にもつながりかねません。
体の傷口を治すのに、汚れた不潔な包帯の上
いくら新しい綺麗な包帯をしても傷口は良くなるどころか
悪化していきますよね!
家も一緒で、良かれと思ってする事が、悪い方へ進む事も多々あります。
多少費用がかかっても確認作業は大切です。