施工実例 blog
『komorebi』
2021 09 07
2021年4月に完成した規格型木組み住宅 『komorebi』
大工職人による伝統木組み技術と
建築家・荒井好一郎氏による高いデザインと性能を融合させた
WARMTHのモデルハウスです。
本来、質の高い手づくりの家は設計・施工共にとても手間が掛かり、
中々手が出ない存在に思われがちです。
『komorebi』は骨格である構造体を規格化する事により、
毎回かかる設計の手間と、刻み、施工の効率を上げ、作業コスト削減を図り、
より多くの方に質の高い本物の家を提案したいという想いから生まれました。
また、地元富山県の木材をふんだんに使用した家づくりをとおして
木の心地良さを感じて頂きたいのはもちろんの事、
微力ながらも循環型社会の形成と
大工の伝統技術継承に貢献出来ればとの願いも込めた取り組みでもあります。
敷地面積 231.57㎡
延床面積 109.58㎡
UA値 0.69 W/(㎡・K)≦基準値0.87
ηAC値 1.80 % ≦基準値3.00
ηAC値 1.80 % ≦基準値3.00
自然と調和する杉板張りの外壁と特徴的な木組みのベランダが目を引く外観。
コンパクトながらも1台分のインナーガレージを備えています。
山取りの木に囲まれたナチュラルな庭
タープを張ってバーベキューやお家キャンプなど楽しみが広がります。
庭の緑を眺めながら、四季の移ろいを感じる憩いの場となります。
米杉の造作玄関ドアと郵便受け、インターホンを
組み込んだオリジナルのウッドウォールがアクセントになっています。
木のぬくもり溢れる温かな雰囲気の玄関です。
玄関からつながるリビング土間
趣味の作業スペースとして使ったり、薪ストーブを置いたりと多目的に使う事が出来ます。
土間部分の有孔ボードはディスプレイや見せる収納として楽しめます。
明るい日差しの入るつながりあるLDK空間
木と塗壁の柔らかな色味が落ち着きます。
オリジナルの造作ベンチ
座面は取外して張替が可能なので永く使って頂けます。
カウンター越しに家族との会話が弾む対面キッチン
機能的でありながらも造作収納によって木の優しさを感じられます。
洗面・脱衣室
キッチン横にあるので家事同線が短く、作業効率アップ
造作の洗面とニッチ収納
中2階に設えた畳の間
外からの視線を気にせずにくつろげるセカンドリビングです。
LDKと2階居室を緩やかにつなぐ、開放的な空間です。
小屋裏を活かしたワークコーナー
天井が低く、隠れ家的なワクワク感を感じられるスペースです。
登り梁の架かる化粧表わし天井の2階居室
勾配天井を活かした高い天井の明るい空間です。
リビング土間上部の吹き抜け
高窓やポリカーボネートの間仕切りから明かりを取り込む明るい空間です。
どこにいても家族の気配を感じられる安らげる住まいです。