施工実例 blog
『はばたきhouse』
2021 12 04
2021年10月に竣工した 『はばたきhouse』
敷地面積 291.90㎡(88,5坪)
床面積 1階 57.83㎡(17.5坪)
2階 59.42㎡(18坪)
延べ 117.25㎡(35.5坪)
家族構成 ご主人・奥様・お子さん2人
白のガルバリウム外壁に木部が映える外観
植栽がより一層、外観をひきたてます。
ゆったりとした敷地に建つコンパクトなお家です。
正面の境界ラインから少し斜に向ける事で
抜け感を重視し、お隣の日当たりも配慮した配置プランとしました。
ゆとりある敷地を活かし植栽スペースを確保しました。
砕石敷スペースは駐車スペースにもなり多目的で使用できます。
植栽もトータルでプランに取り入れる事で、自然と馴染む景観が暮らしに豊かさを与えてくれます。
家の裏にはローカル線の線路が走り
線路沿いに心地よい風が流れます。
掃き出し窓を開けると、壁が気持ち良い風をキャッチし室内に入ります。
濡縁にパーゴラ屋根を設えた、内と外を繋ぐ中間領域は気候の良い日に活躍しそうです。
どう使ってもらえるかが楽しみです。
軒のついた長いベランダは住まい手のこだわりです。
木の手摺も家のインパクトあるデザインとなりました。
玄関ポーチから2階の木組みベランダまで杉板を貼り、木部を大胆に使用しました。
庭の木々とマッチし、素朴で温かみが感じられます。
玄関土間は吹き抜け空間となっており、
2階ホールの窓から優しい陽の光が下りてきます。
木組みの手摺と
吹き抜け窓の掃除用に付けたキャットウォークがアクセントになっています。
玄関ドアを開け放しても庭の木々が目隠しとなり、
外からの視線を和らげてくれています。
土間とリビング境界は、3枚引戸が入り間仕切りできるようにしています。
空間にマッチした船舶照明も住まい手のこだわりです。
木と塗り壁のやさしいぬくもりが感じられ真壁づくりのリビング
梁を3尺(@909㎜)間隔に組んだ天井はラワンべニアを市松に張り
ケヤキ柱、梁と相まって落ち着いた和の雰囲気を醸し出しています。
ダイニングからリビングへと繋がる対面キッチン
家事をしながらも家族の様子が見える事で自然と会話も弾みます。
柔らかな温もりを放つ、輻射タイプのペレットストーブを採用されました。
炎の見える暮らしは最高ですね。
回遊できるキッチン周り
ご家族でお料理する際も作業しやすい配置にしました。
背面にはたっぷり収納できる木の造作棚完備、
扉の無いオープンで見せる収納棚も住まい手のご要望。
中2階に設えたタタミの間
吹き抜けから2階ホールへのつながりを見渡せる開放的な空間です。
藍色のタタミが目を引くモダンなタタミの間は
外からの視線を気にせずくつろげるセカンドリビング。
カウンター前に座った時に窓から視線が広がり、
明るく圧迫感のないワークスペースとなります。
窓上にたっぷり収納できる本棚も設え、読書、勉強、仕事にと活躍しそうです。
2階ホールの明るい窓際に、お子さんのパソコンスペースを作りました。
どこにいても家族の気配を感じられ、お子様の様子に目を配ることができる
親心の詰まったプランです。
家族共有のウオークインクローゼットはたっぷり収納できる1.5坪。
上部のエアコンは、繋がりある大空間をスムーズに風が流れ空気対流し
温度ムラの小さい快適空間となるよう希望を持ち取付ました。
生活しながら知恵と工夫を練り、楽しみながら暮らしていただきたい。
皆の想いの詰まった住まいです。
令和3年度 とやまの木で家づくり支援事業 認定住宅
外皮性能 UA値 0.59W/(㎡K)
【仕上げ】
屋根 ガルバリウム鋼板立平葺き
外壁 ガルバリウム鋼板貼り 一部杉板貼り
床 杉フローリング ァ30mm
天井 塗壁ウォーロ 杉板 ラワンべニア(オイル塗)
壁 塗壁ウォーロ 杉板 シナベニア 構造用合板(オイル塗)
【断熱材】
天井 ネオマフォーム ァ90mm
壁 ウールブレスV-100R
床下 パワードライ
【外部建具、窓】
木製製作玄関戸
YKKAP APW330(樹脂サッシ)