blog
『よすがの家』進んでいます。
2022 12 07
構造材の刻みも終盤を迎え、最後に土台の刻みに入っています。
こだわりで高温乾燥ではなく、自然乾燥材を使っています。
高温乾燥と比べて、油分が残っており、何と言っても粘り強さと耐久性が違います。
いつも板金包みの破風板は今回化粧表しになります。
木材屋さんに赤身材(耐久性がある材)で用意してもらい、
木材防護保護剤をしっかり2度塗り塗装をしました。
屋根垂木をパネル状に組んでいきます。
このパネル施工により、母屋材の見えないすっきりとしたデザインの屋根が実現します。
一方、現場の方でも順調に基礎工事が進んでおります。
鉄筋が組みあがり、
瑕疵保証の第三者機関による配筋検査も無事に終えました。
検査後、給排水の配管スリーブを先行して通してもらいました。
地鎮祭の時にお預かりした鎮め物をお納めし、コンクリート打設に入ります。
今まで住んでおられた古いお家を解体し、新しく建て替えされる工事です。
お父様が生前、ご自身で手を加えられ住んでこられたお家ですので、
ご家族皆様大変思い入れのあるお家でした。
お父様が大切に使っておられたテーブルや欄間などを
新しいお家に再利用しながら、旧宅の面影を残す様プランに取り入れたお家となります。
お父様との思い出を感じられる、
ご家族皆様が集まる 心のよりどころとなって欲しいとの想いを込め、
お家の名前は 『よすがの家』 としました。
私自身、聞きなれない言葉でしたが、
心のよりごころ、頼りになる など 『縁』 という言葉に深い関わりのある言葉らしいです。
住まい手様とのご縁にも感謝を込め、
ご家族皆様に喜んで頂ける様、頑張らせて頂きます。