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拘りの一手間

2023 08 02

猛暑日が続きますが『木かげの家』では
大工による外壁作業を進めています。
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外壁は杉板縦張りの上、押縁打ち仕上になります
外壁下地は桧ァ15㎜材
立て下地の上、横に下地打つ2重下地になっています。
立て下地の厚み15㎜が通気層となり、しっかり確実に通気してくれます。
通気胴縁と言う名の、欠き込みの入った下地材もありますが
ワームスでは家の通気をとても大事に考えた家づくりをしています。
杉板縦張りの場合、通気胴縁施工より多少予算は掛かりますが
家の長持ち度を考慮すると2重下地です!
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この板は180㎜幅の合いシャクリ板で働き幅が165㎜ですので
165㎜間隔に押縁が付く仕上になります
壁には当然ながら窓があるので、板の押縁が変な位置にかからないよう
しっかり割付寸法を出し進めています
言わないと気付かないくらいの拘りですが
仕上がりが綺麗になるよう、換気フードの先行配管も位置も板の目地に合わせ取付しています。

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住い手に頑張って塗って貰った板材
思いを引き継ぎ張り進めていきます!!!

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2階建部は1枚で届かないため千鳥で継ぎながら張っています。
継手は木口を斜めカットし雨が入らないよう、また入ったとしても
水切れが良くなるよう配慮した仕事をしています。
板も端が切りっぱなしの突き付けではなく
板どおしの重なり幅15㎜ができる合いシャクリ加工した板を使っています。
仕上がると見えなくなる部分ですが
住まい手に長く安心して使ってもらえるよう拘りの一手間です。



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押縁は真鍮釘でしっかり打ちます。
金ピカ状態の釘も経年で良い風合いが出てきます。

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外壁板張り作業終えました。
庭木との相性も抜群!
今日は、始めて住まい手と土地を見に来た時のような
涼しい風が通りとても気持ちが良かったです
イメージ通りの心地良い空間になりそうです。

今週末、現場見学会します
手刻みでの木の家づくり、自然素材での断熱に工法
風土に合った家づくりを見て頂けます。
こだわりある家づくりをされたい方は是非!!!

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