blog
小矢部の山見学
小矢部市にお住まいのお客様からお声がけ頂き、
小矢部で小矢部の山の木を使った家づくりプロジェクトを
進めています。
みんなで小矢部の山を見に行きましょうという事で、
西部森林組合さんと野村木材さんのご協力を得て、
住い手さまご家族と一緒に山での木材の切り出し作業現場と
製材工場見学に行って来ました。
土曜日という事もあり、現場作業は止まっており、
切り出し作業の様子を見る事は出来ませんでしたが、
木の種類や特徴、切り出しする場所によって長い材料として出したり、
細かく裁断してチップにしたりと使われる用途が違う事など、
山の整備の必要性や山の木がどのようにして建築材料として
使えるようになるのかを教えて頂きました。
この木は何歳だと思う?の質問に
4歳!!と子供らしい可愛い回答 (#^^#)
年輪を数えると50歳ぐらいと判明しました。
山見学の後、いつもお世話になっている野村木材さんへ移動。
森林組合さんなどから入ってくる原木が山積みにされています。
大きな機械を使って製材していく工程を教えて頂きました。
機械が動いている時はきっと大きな音が響いているのでしょう。
近年多い集成材と無垢材の違い、
高温と低温の異なった乾燥方法による木の状態の違いなど
本物の生きている木の良さについても教えて頂きました。
山で木を切る人、木を製材する方々のお陰で
木を使って家づくりが出来ているのだと改めて感じました。
富山は山の整備や林業への意識・関心がまだまだの地域です。
地元の木を使う→需要が増える→山の整備が進む
の循環で活性化が進んで欲しいとの思いで
これからも富山の木を使った家づくりを行っていきたいと思います。
見学させて頂いた西部森林組合のHさん、野村木材さん。
大変勉強になりました。ありがとうございました。