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ふりかえり そして おもうこと
昨日で本年の仕事納めとしました。
本年は元日から能登の大地震があり大変な年の幕開けとなりました
地震も含めた毎年のように起こる災害
地球温暖化?による夏の激暑
世界紛争からなるインフレによる物価高
国内で多発してる窃盗犯罪
ふりかえると
良いことが少なく、悪い事ばかりが目立った年だったように思います。
こんな不安定な時代の中ではありますが
私たちは忙しく仕事をさせて頂きながら、普段の日常を過ごさせて頂きました。
ほんと、感謝、感謝です。
本来なら、楽しい明るい話題をお伝えしたいのですが、、、
今後の重要な事なので書かせてください
どの業界にとっても厳しい時代と思うのですが
建築業界もとても厳しい時を迎えています。
一つ目
来年4月からの4号建築物特例の廃止等、建築基準法の改正があり、
建築基準の審査項目が増え審査基準も複雑化し、申請業務がより大変になってきます。
家を新築、改修する住まい手にとっては、より厳しく審査してもらえる事での
安心できる良い面もあると思うのですが、今までできていたような工事ができなくなったり
申請業務が増える分、申請費用が高くなるのと、申請が下りるまでの時間も今まで以上に掛かる事が予測されます。
二つ目
世界的物価高による材料費の高騰です。
以前のような激しい値上げは少なくなったように思うのですが、油が上がってますし
鉄、コンクリート等、、、今後もいろいろ値上がりしそうだと耳が痛い話が入ってます。
ソーラーパネル等の住宅設備機器の取付や
断熱性や耐震性の住宅性能が上がってる事も、当然建材費upとなっています。
三つ目
職人高齢化による人不足です、ここも深刻な問題です。
組立屋さん的な、あまり技術の必要ない業者さんは比較的大丈夫かと思うのですが
長期間に渡っての修行と経験が必要となる技術職人は確実に少なくなっていくと思います。
職人さんが少なくなると
真っ先に条件の悪い会社や厳しい事をいう人の仕事は嫌煙され
なかなかやってもらえなくなる事が予測されます。
お客さんファーストでなく、職人ファーストの家づくりになり
一番大切なお客さんの想いに応えれなくもなっていきます。
材料費に人件費の建築費ばかりが膨大に膨らみ、建築そのものを諦めざる負えないような事になっては本末転倒です、、、
価格を抑える事は大事な事なのでここはしっかり見極め進めます。
質を落とす事は考えていませんので安心してください。
住宅性能をもっと上げるべきとも思ってますし、本物の素材を使った手づくりの家も進化させていきたいと思っています。
これらの事を上手く采配できるかが私たちに求められる事だと考えています。
これからもワームス一同努力を惜しまず頑張ります!
協力業者さんにも私たちの思いを伝えながら力となってもらいます!
これからも進化してくワームスの家づくりに期待して下さい!
よし!最後はポジティブな言葉で締めくくれました(笑)
皆様、良い年をお迎えください。