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良い家づくりができるように、、、
『古善の家』
作業場にて刻み作業を進めています。
杉の横架材を刻み終え
柱&欅梁に取り掛かっています。
欅は杉と比べとても堅い木材です
加工するにも杉材の倍以上手間がかかる材料です
手で刻むには厄介な材料なのですが、梁の使用としては強度があり
杢目も美しくとても魅力的な材料です。
手刻みの家づくりに拘るワームスとしては
他社がやりたがらない、もしくは出来ない事こそ自分たちの強みと考え
ご依頼いただいた住まい手さまに還元していきたい思いで挑戦しています!
室内空間では大工技の継ぎ手や仕口は魅せる意匠デザインとなり
木組み構造のアクセントとなるのも手刻みの魅力です。
込栓&オゼ栓2本打ちの通しホゾ!!
見学会で見て頂いた手仕事意匠をリクエストいただきました。
大黒柱で使われてた柱も梁材として再利用!
欅材は住まい手セルフビルドで柿渋塗装にての仕上げになります。
柿渋塗は経年で赤褐色に変化していきます
木の色味変化が見える暮らし!楽しいですよ♪
柱の加工も並行して進めています。
ワームスの家づくりは柱も化粧表しとする真壁づくりが多く
柱材の素材と加工にも拘り仕事しています。
自然乾燥の背割り材を使い、床材、壁材、枠材など取り合い部は
後々の伸縮による隙間対策として、溝加工の一手間を入れています。
柱木口からいろんな溝加工が見て分かるでしょうか?
手間をかける=時間をかける
当然ですが丁寧な仕事につながり家づくりにとって良い事です
しかし
時間無視で手間をかけすぎると経費が嵩み価格帯に大きな影響を与えてしまいます。
ワームスはお金持ちだけが建ててる高級住宅を造っているのではなく
一般の方でも手の届く家をつくっていると思っています
むしろ丈夫で長持ちする家づくりの先には
30年、40年、50年と長く住むことで後々のメンテ費用に大きな差が出て
負担の少ない家づくりをしてる自負があります。
ワームスでは大工がしっかり仕上がりをイメージして仕事に取り掛り
手際良く綺麗な仕上げとなるスマートな仕事を目標とし取り組んでほしいと皆と話しています。
昔から仕事は段取り八分という言葉がありますが
まさにその通りだと思います
各々が意識して時間配分を考え段取りして仕事に取り組む。
仲間の仕事にも目を向け意見交換しより良い方法を考える。
考えればもっともっと出来る事は有るはずです!
今日よりも明日、明日よりも明後日とより良い家づくりができるように、、、
もっともっと進化してく今後のワームスにご注目ください!!!