磨き丸太柱の刻み
2017.10.15
刻み作業も順調に進行中です
今回『すくすくHouse』では
大、小、2本の磨き丸太柱を使います。
磨き丸太と言えば、高級和風住宅のポーチ柱に多く使われてきましたが
『すくすくHouse』では思い切ってリビングでの使用に挑みます!!
刻み加工には、優れた技術と手間が掛かり
近年の住宅では、刻める大工さんも少なくなり敬遠され
あまり、見かける機会が減りました。
しか~し、WARMTH坂口工務店では他社がしない(出来ない)手仕事を積極的に取り入れ
住まい手に少しでも喜んで頂けるよう
オンリーワンの家づくりを目指し取り組んでいます!!!!
(刻みは相棒大工の針山さん、若くて腕の立つ貴重な大工さんです)
基本、化粧柱は後々木が割れてこないように
商品の時点で割れ(芯割)が入っています。
この丸太は径が200㎜もある丸太で心割も大きく
ホゾを付ける部分にまで心割が来ていたので
補強の埋木作業から入りました。
機械は一切使えないので全て手作業です。
丸太の木口に鋸を立て、慎重に、かつ大胆に、思い切り良く挽いていきます。
ザクザクと丸太を挽く心地良い音が工房内に響きます。
小さな凹凸も鑿を使いキレイに真っ直ぐなおしていきます。
今回は一手間加え
心割を隠す埋め木作業もしました。
心割のある裏面もこのとおり!
表面はこんな感じでとてもきれいです。
元気なお子さん達が、裸足で木登りに挑む姿が
はやくも思い浮かびますね(^_^;)