ブログblog

小さなことでも、、、

2018.05.27

『ふじの木ごこちHouse』

外壁下地工事まで終えました。
5272018_IMG_6124.jpg

見えなくなる屋根下地工事を
ダイジェストでupします。

登り梁の上に本実杉板ァ30㎜を敷き打ち付けました。
この板が室内側からの仕上げ天井になります。

5272018_IMG_6081.jpg

次にフェーノール断熱材を敷き並べていきます。
外貼り工法なので、障害物が無いので
隙間もなく、キレイに施工できます。
5272018_IMG_6083.jpg

断熱の上に、遮熱型防水シートを敷きます。
このシートの上に通気層があるのが大事なポイントです。
5272018_IMG_6086.jpg

そして垂木を並べ、
その上に最終野地板を敷き打ち付けていきます。
垂木の背(今回は75㎜)が通気層になり、熱、湿気を遮る働きをしてくれます。
自然の空気対流を利用し、断熱材ばかりに負担をかけないよう考えます。


5272018_IMG_6087.jpg

杉の最終野地板の上、強化防水シートを敷き
この上にガルバリウム鋼鈑立平葺きになります。
最近では、野地板に合板を使うメーカーさんが多いですが
ワームスでは杉板にこだわり施工しています。
屋根の裏なので、屋根材を外さない限り中の状況は分かりません。
当然、腐っていても気づかない事が多いと思います。
分からないから、いいでしょ。ではなく
どうなるか、分からない所ほど注意、考慮が必要と考えます。

5272018_IMG_6091.jpg

下屋根の通気もしっかり設けています。
最終的納まりは、ヒミツです(笑)
5272018_IMG_6104.jpg


真壁なので、窓枠は窓取付前に施工します。
木の伸縮を考慮し大工の手仕事で納めます。

5272018_IMG_6099.jpg
木を彫りって差し込むことにより、後々の隙間や捻じれを軽減させます。
本物の木を使うには、それなりの大工技術と知識が必要になります。

5272018_IMG_6102.jpg


換気廻りの防水処理
下地施工の前に、電気屋さんに処理してもらいました。
各職人の仕事に後先がでると、どうしても施工精度が落ちていきます。
小さなことでも、たくさんあると、大きく性能を落とす事にもなりかねません。



5272018_IMG_6122.jpg

小さなことでも、一人一人が意識し、注意を払い、施工する。
日々進化し続けれるよう、頑張っていきたいと思っています。
前の記事 一覧を見る 次の記事

ブログカテゴリー

ブログ月別アーカイブ


contents

  • 施工事例
  • ブログ
  • 輪結くらぶ
  • 木の壁 WOODWALL