柱の根継ぎ
2018.11.20
過去のブログ記事をご覧いただき
お問合せ頂きました。
長年に渡り、石の上に溜まる水を吸い上げ
木口から腐りがきています。
今回も根継ぎ補修にて対応します。
既存柱の着色により、墨が見えにくいので
墨上に鑿打ちし、しるしていきます。
加工した新しい柱の継ぎ手に合わせて既存柱を加工
継ぎ手は追っかけ大栓継ぎ、金輪継ぎとのハイブリットで(笑)
組んだだけの状態ではまだ隙間が出来ていますが、
栓を打ち込むとこのようにピッタリ納まります。
無事、しっかりと納まりました。
雨水侵入対策として木口と石の間に
シーリング処理をしておきました。
Mさま、長らくお待ち頂きありがとうございました。
これで塗装のほう、お願いいたします。