『涼風の家』
2022.01.07
2021年4月に竣工した 『涼風の家』
富山の杉をふんだんに用いた
木のぬくもりと薪ストーブの暖かさを存分に感じられる住まいです。
敷地面積 226.74㎡(68.7坪)
床面積 1階76.07㎡(23坪)
2階61.14㎡(18.5坪)
延べ137.21㎡(41.5坪)
家族構成 ご主人、奥さま、お子さん2人
ホワイトカラーに濃い色の木部が映えたすっきりとした色合い。
来客用の駐車スペースまで確保しながらも、
外とのつながりを楽しむ植栽や家庭菜園スペースを取り入れた配置プランにしました。
セルフビルドで塗装した杉板貼りの外壁に外部収納の造作引き戸と
アプローチ横の植栽スペースなど随所に和の趣きが感じられます。
芝生の庭に出る事が出来る南面のデッキテラス
庭を眺めながらあたたかなデッキで過ごすひと時が、心豊かな時間をもたらしてくれます。
芝生スペース横にある家庭菜園では
お子さんと一緒に色々な野菜を育て楽しんでおられます。
ダイナミックな太い丸太梁が架かる土間スペース
木の力強さと優しいぬくもりを感じることが出来ます。
あたたかな薪スト―プの炎の周りには自然と家族が集まります。
広い土間から一続きでつながった開放的なLDK
奥行と広がりを感じられる伸びやかな空間です。
家族がくつろぐリビングとして、
来客時のおもてなしの間としても多目的に使っておられる土間スペース
上部の吹抜けからも優しい光が降りてくる明るい空間です。
飛騨家具の円卓とチェアがマッチした素敵なダイニングとなりました。
ご家族揃って楽しく食事されている姿が目に浮かびます。
3畳スペースに床の間を設えた畳の間
小スペースながらも落ち着いた空間となっています。
畳表のい草は住まい手さまとお付き合いのある石川県産の小松い草を使用しました。
無垢板に洗面陶器を埋め込んだ造作洗面カウンター
鏡部裏は収納ニッチとなっており、こちらもオリジナル造作です。
天井や壁に耐久性に優れた赤身杉板を使用する事で、
水廻りでも安心して使って頂ける仕上がりにしています。
ダイニング横の木組み造作階段
圧迫感がなく、自然と空間に溶け込みます。
階段下の小上りスペースは
読書するにもちょうど良い、ちょっとした隠れ家的な空間です。
視線の先にのどかな田園風景が広がる、2階ホールのワークスペース
繋がりある空間で、
どこにいても家族の気配を感じる事が出来る安心感があります。
木組みの技術をデザインに取り入れた吹抜けの造作手摺
床の一部をすのこ状にする事で一階に柔らかな光を落としてくれます。
田園からの心地よい風を感じられる木製ベランダ
天気が良ければ立山連峰も望める特等席です。
「和 MODERN14」 掲載住宅
令和2年度とやまの木で家づくり支援事業 認定住宅
【仕上げ】
屋根 ガルバリウム鋼板立平葺き
外壁 ガルバリウム鋼板貼り 一部杉板貼り,白州そとん壁塗り
床 杉フローリング ァ30mm
天井 塗壁ウォーロ 杉板
壁 塗壁ウォーロ 杉板 シナベニア
【断熱材】
天井 ネオマフォーム ァ90mm
壁 ウールブレスV-100R
床下 パワードライ
【外部建具、窓】
木製製作玄関戸
YKKAP APW330(樹脂サッシ)