階段の刻み加工
2022.01.12
『kurumiの家』
現場は床張り作業に進んでいます。
床板は住まい手が拘り選んだ、ブラックウォルナット材！
なんと、白太部がほとんど混じってない床板ですヽ(^o^)丿
シックで落ち着きある床に仕上がりそうですね。
床板は壁の端から端へと張り進めるのが通常なのですが
『kurumiの家』のLDKにはステンレスの丸柱が建っており
通常の張り方では綺麗に納まりません。
綺麗に納めるには、難しい箇所から張り進めるのが基本であり近道です！そこで
ステン柱芯から両壁に向かって張り分け床板を張りを進めます。
張り分けするには実方向を逆さにする必要があるので
ヤトイ実にて対処します。
化粧柱取り合いも突き付け仕事ではなく、柱に床材が入る溝を加工し差し込んでいきます。
針山が手際良く丁寧に作業を進めています。
私は工房にて階段の刻み加工です。
まずは墨付け作業！
墨付け後、端部を残し刻み加工！
今回もワームス得意の木組み階段です。
ささら桁に踏板受材の取り合いは渡りアゴ加工でガッチリ組みます。
プレカットでは造れない、手刻みならではの階段です。
踏板は杉無垢材40㎜！どうです、きれいでしょ！
現場での取付が楽しみです♪
