絵図板
2023.04.24
『木かげの家』
本腰入れて手刻み加工作業の準備です!
私は大工職人もしながら設計もしています
自分で考えたプラン図面は、構造伏図も自分で考え描いています。
平面、立面プランだけ考え、あとは人任せ~~~って事はしません。
正直、誰かがやってくれたらな~ 楽だろうな~ って考える事はあります
でもきっと、誰かに考えてもらった図面では自分自身納得しないだろうと思います。
ここがダメ、あこがダメって ダメ出しばかり言ってそうで、、、嫌な性格だ~
自分で考えた図面であっても、
こうした方が良かった、ああした方がもっと良いかったって思う事は必ずあります。
今回、完璧だったな!って事もほぼ無いな、、、
自分で考えての結果が反省する事となっても、それは今後に活かすことが出来ます。
失敗、反省、予想外の成功の経験があり、その人の建築は進化してくはず
大事なのは、その時の自分のベストを尽くすこと!
少しづつではあるがレベルアップはしてると思う。
いかん、いかん、書こうと思ってた話からずいぶん脱線してったぞ、、、、、
話を戻し
写真はCAD図面のPC画面
刻み加工の準備にどう関係あるかというと
平面図と伏図のCAD図面をベニヤ板に書き写します。
この板を大工は絵図板と言い、大工が木材に墨付けする際の設計図となります。
このベニヤに書き写す作業が地味に大変なんですが大事なのです。
紙の図面でもいいんじゃない?とよく言われるのですが
これが紙ではダメなんです、きっと失敗します!たぶん、、、
できる大工はベニヤ板で絵図板を書いています!!!
私は見やすさと書き込みやすさを考慮しシナベニヤのァ5,5㎜!
高騰してるシナベニヤですがここにはケチりません(笑)