窓について考える
2021.11.25
『kurumiの家』
リビングのソファーに腰掛け過ごす時に
室内の窓からと外とのつながりをイメージしてみましょう。
窓の大きさや位置により、見える風景が変わってきます。
壁なし状態
①掃き出し窓
道路から近いので通行人と目が合いそうです・・・
植栽、フェンスで目隠出来れば、開放感があって良いかも。
②中連窓
腰壁が付いた分、窓は小さくなり視界は狭まりましたが、
道路の通行人とお向かいさんの視線がやはり気になります
カーテン等で閉ざした暮らし方になることが予測できます。
③高窓
窓が小さな分、光の入りは弱くなりますが、夏の西日対策になります。
空と樹々が写る風景に切り取り、素敵なピクチャーウインドーとなりました。
通行人の視線も気にせず、
外とのつながりを感じる居心地いいリビング空間になります。
窓下壁もTV棚を設える等工夫すれば有効に利用できます。
このリビング空間にはどの窓が良いと思いますか?
暮らしをイメージして考えてみて下さい。
リビングなどの生活の中心となる空間では特に
窓の大きさや配置の工夫によって取り入れたい光、風、景色と
遮りたい人の視線や景観をコントロールして心地よい空間をつくる事が出来ます。
たかが窓、されど窓
見える景色や暮らしそのものを大きく左右する重要なアイテムです。