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手刻み記事一覧

上棟までカウントダウン

2020.04.04

『木なネコhouse』
来週の上棟に向け作業を進めています。

木材屋さんの倉庫にて化粧野地板の長さカット!

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外部ポーチ柱は赤身の杉材で!
経年変化で風合いがでてくる自然塗料を塗りました。
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リビング窓際のカンター天板
大きな1枚板をダイナミックに使用します!
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電気カンナにて木の反り、曲がりを直していきます
この通り、気持ちよいフラット板になりました!!
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L型に継ぐ仕口加工
ホゾ加工と隠しボルトで継ぎ合わせます
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組むとこんな感じ
楽しみ楽しみ♪
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土台は天然乾燥材で用意しました
高温乾燥材と比較し
色艶、木の粘り強さ、何より耐久性が違います。
仕口もプレカットでは出来ない一手間を加えてあります。

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青空のもと土台敷
上棟までカウントダウン。
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手刻みは大切な伝統

2020.02.21

工房では刻み作業を進めています。

プレカット加工で建つ家が大半を占める現代
手刻みの良さにご理解頂き、手刻み加工をさせて頂いています。

「手刻みは手間がかかってとても高いんでしょ?」 とよく聞かれます

「プレカット加工と変わりません」 と言えば嘘になりますが
ワームスでは極力プレカットに近い価格になるよう努めご提案させて頂いています。


まずワームスの特徴でもある化粧表しでの真壁造り、登り梁や丸太梁を使う小屋組み構造
での加工は、プレカット加工では出来ない箇所もあり、必ず人による手加工部分が生じてきます。
プレカット屋さんに頼んでも結局はプレカット工場の大工さんが加工することとなり
これがとても高額な単価となり出てきます。
木部が化粧表し仕上げが多いため、カンナ仕上げ、サンダー仕上げ等の仕上げ作業も発生し
私の納得のいく仕上がりでお願いすると、ますます単価が跳ね上がり
ましてや、人の手ですので仕上がり精度も不安定。

結局はプレカットの外注に出しても、思ったほど安くはならず
なおかつ納得いかない出来になるのであれば
自分たちの手で、自分たちがいいな~と思う仕事を残したい
そんな思いで、手刻みの家づくりに力を入れています。

ワームスはオール手刻みで!!!が理想なのですが
プレカット併用手刻みと、オール手刻みでは加工にかかる工期にどうしても差がでてしまい
こちらの工事時期の都合や住まい手さまのご希望竣工に間に合わず
手刻みとプレカット併用での家づくりもおこなっております。

強みでもあり弱点でもあるのですが
少数精鋭での、手づくりにこだわった家づくりをしてますので量産はできず
仕事が重複すると、お待たせしてしまうことも、、、
上手く回ればよいのですが。。。

ただ、お待ちいただけるのであれば手刻みでしかできない大工の技を惜しみなく駆使し
住まい手さまに喜んでいただけるよう努めてく想いでいます
若い大工職人を育てる事にも手刻みは大切な伝統
ワームスに限らず、ここ富山でも手刻みでの家づくりを推奨し頑張っておられる方々がいます。
一人でも多くの方々に 手刻みの家 の良さを知って頂き
応援して頂ければ嬉しく思います。

グローバル化しIT産業が進む現代で逆行?

いえいえ 進化!!!してると思ってます(笑)

下手な長文を読んでいただきありがとうございます。



大工の誇る伝統技接手
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丸太梁に柿渋塗装
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柱墨付け
日々成長するよう努力しています。
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内部割れのない、粘り強いこだわりの柱
こだわり内容はまた今度アップさせていただきます。
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大工さんらしい仕事ぶり

2020.02.01

山田の工房では順調に加工作業が進んでおります。

リビングに架かる太い丸太梁
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まずは丸太の皮剥きから
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つい先日まで塗壁を塗っていたかと思いきや、一気に大工さんらしい仕事ぶり(^-^;
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絵図板
刻み加工時の設計図です
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墨付けを終えた木材から順に刻みや加工に移ります
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工期などを考慮してプレカットも取り入れていますが、今回はオール手刻みのお家♪
墨付けや手刻みでの仕事は大工冥利に尽きます!(^^)!
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屋根妻パネル

2019.08.10

『笑笑家』

地縄を張り、丁張作業を行いました。
炎天下の作業で肌も黒く焼けてきました(^_^;)

お盆明けから基礎工事に進みます。

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ケヤキの大黒柱に、杉丸太梁!!
大工の技を活かした、木組み構造になります。

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『笑笑家』構造材加工は基本プレッカット加工なのですが
プレカットではできない仕口加工も多く
大工の手仕事、手刻み加工併用で進めています。
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化粧表し材は
サンダー仕上後、水拭きし仕上げます。

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屋根妻パネルの組立を行っています。
作業は大変なのですが
パネルで軒を持たせることができ
母屋表しのない、スッキリした屋根をつくれます。


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個人的には母屋表しのゴツゴツした意匠も好きなのですが
住い手さまのイメージにあわせ選択しています。


欅柱に杉丸太梁

2019.07.17

『湧水の家』

現場は井戸掘り工事の真っ最中です。

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美味しい飲み水が湧き出るとの事
羨ましいですね。

今週で作業を終えるとの事なので
来週から基礎工事に入れそうです。


工房には
2階小屋組の構造材が入ってきました。
まずは選木作業から。
木の表情と癖を確認し、どこにどの木持ってくか決め
番付けをおこないます。

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仕口の取合いバランスを原寸に記し
墨付け作業をおこないます。
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そして刻み作業
『湧水の家』はとやま県産の木を
低温乾燥して用意しました。
木口を見てもらえば分かるのですが
高温乾燥木材のような内部割れは無く木本来の粘りを活かします。


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欅柱に杉丸太梁
手刻みでしかできない、大工のつくる木組み構造
作業にも気合が入ります!!!
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上棟に向けラストスパート

2018.12.14

『つなぐ家』
来週の上棟に向けラストスパートです!


リビング空間に架かる化粧梁を
自然の風合いが残る様
皮つき材で用意してもらいました。

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曲がり具合も良い感じ♪
大工の手刻みでしかできない
仕口をつくっていきます。
腕の見せ所ですね!
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7寸角(210㎜)のケヤキ柱材 『つなぐ家』の大黒柱になります。
色も良いし、杢目も最高!(私好み)
このような木に触れながらの作業は
ほんと、楽しいですね!

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現場は貴重な晴れ間を使い
作業が進んでいきます。
土間打設、硬化をみながら何度もコテで押え
キレイに仕上げてくれました。
左官屋さん、ありがとうございます。
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そして土台敷き!!
天気も味方に付き、作業もはかどりました。
初雪も降り、随分寒くなってきました。
体調管理に気をつけ、頑張っていきましょう!!!
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着々と、、、

2018.12.07

『つなぐ家』
上棟に向け、着々と準備を進めています。
化粧柱は自然乾燥の芯割材を使用します
強制乾燥材と比較し、色艶と木の粘り強さが違います。

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差し金を当てると、芯割後にしっかり乾燥し
木が変形したのが分かりますね
1本1本、木の表情を確認し、番付け後
手押し自動カンナ機で削り、直角に直していきます。
変形しない、既製品柱を使えば、一手間はぶく事が出来るのですが
本物の木の家をつくりたいと思うと、こだわってしまします。

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そして材木屋さんにて梁、桁の選木作業
柱と同じく、確認し番付けです。


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建方後の作業がはかどるよう
化粧野地板(杉ァ30㎜ 本実加工)も選木し
事前にカットしてきました。
予想してた以上に綺麗な板が出てきました
選木効果、楽しみにしていてくださいね!
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そして古材再生!
水洗いで泥などの汚れを落とし
古い釘抜き作業
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電気カンナで削り形を整えていくと
このとおり!!
こんなにきれいになるんですよ。
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奥さま作業場の化粧梁へと生まれ変わります♪




『zig house』上棟!

2018.10.10

『zig house』
2日間に渡り、建前作業を行いました。

1日目

トラス部分の地組作業
青空の下気持ち良く作業出来ました。

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人力で移動(^_^;)
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予定以上に作業がはかどり
柱、桁まで納まりました。

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2日目

前日に組んだトラスを組上げていきます。

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住まい手さまに
「組みあがった時には感動しました」
と、お言葉を頂けたのは嬉しかったな~
無事キレイに組み上がり、一安心です。
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建方作業を終え
住まい手さまにも
少しだけ作業を体験してもらいました。


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作業して下さった大工仲間の皆さん、有り難うございました。

組みあがっていく様子を嬉しそうに眺めておられた住まい手さま。
午後からも雨が降る中にも関わらず、ずっと作業を見守っておられました。

住まい手さまにはお昼や休憩の際に温かなおもてなしを頂き、有り難うございました。
喜んで頂けるよう、精一杯頑張らせて頂きます。



どう組むか?

2018.09.20

今朝は半袖シャツでは肌寒く感じるほどの気温
凄く暑かった夏から
過ごしやすい秋へと季節も移ってきてますね。
節の変わり目、体調管理に気をつけお過ごしください。

ブログの方ですが
日々の作業に追われ、なかなか更新できずにいます
すいません。。。
しかし、『zig house』工事は順調に進んでいます。

写真がたまったので、ダイジェストでご覧ください。

基礎工事

コンクリート打設前の配筋
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地鎮祭でお預かりした鎮め物
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ぱっとしない天候が続くなか、貴重な青空の下でベース打設
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養生期間を取り脱枠作業
脱枠前は連日の大雨でプール状態でした(^_^;)

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刻み作業

トラス部分の型板で仮組してみました
これで左半分の大きさ、本番は右と合わせ倍の大きさに、、、
重量も上がるし、どう組むか?
人力だけで組みたいのだが人手はどんなもんだろう?
これも経験、悩みながら日々勉強です!



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普通の家では見る事のない土台の仕口
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継ぎ手はいつもの鎌継ぎ
ただ、一手間加えてありますよ
わかるかな?
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登り梁棟の仕口
普通は縦水でカットの仕口になるのですが
今回はこんな仕口で!
棟木が無く、束で1本1本受けていきます。
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桁継ぎ手は追っかけ大栓継
手刻みでこそできる、最強の継ぎ手です
それにしても桁1本の刻み仕事量が半端ね~~(笑)
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束のホゾ取り
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棟の束頭は屋根勾配で!
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そして柱の選木
全部で24本
全ての柱を確認し、最適な行き場を探してあげます。
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刻みは中盤を折り返しました。

『zig House』

2018.09.02

小さな平屋 『zig House』

は設計アトリエさんが仮設住宅として考案されたもので
この家は、これを応用した住宅バージョンの建物になります。

現場は本格的に工事をスタートさせました。
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まずは砕石パイルの地盤改良工事を終え


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丁張作業を行いました。
これから基礎工事へと進んでいきます


工房にて墨付け刻み作業も同時にスタートです
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絵図板を描きイメージし、構造を頭の中に詰込んでいきます。
図面を見れば見るほど質疑がでてきます、、、
何度も設計さんにTELして質疑応答しながらの作業
くどい程の質疑にも、快く対応してくれるsさん
共に協力し、いい家つくりましょうね!!
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まだまだ序盤

がんばります!

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