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外壁改修工事

2018.12.02

風害から、外壁、木製フェンスが破損し
改修工事の現場です。

改修前
写真では分かりにくいですが
かなり外壁(窯業系サイディング)、コーキングの劣化が進んでいます。
塗装も浮き上がり今にも剥がれそうなヶ所があちこちに、、
何だか嫌な予感、、、
20181202_IMG_6263.jpg

外壁撤去後に下地状況を確認に行くと
予想的中です。酷い事になっています、、、

通気がしっかり、とれていなく
あちこちで結露の後を確認
20181202_IMG_6604.jpg

パラペットの屋根と壁の取合いでは
水切り処理が悪くこんな状態、、、、
下地も腐ってきています!
20181202_IMG_6602.jpg

おまけに、サッシ廻り処理はこんな状態です、、、

20181202_IMG_6607.jpg
 
まだ築10数年
以前、他にも色々不具合があり、
施工会社に相談すると、「図面のとうりに造っています」でおしまい。
設計者は何処にいるかも分からず連絡できずに困っておられ
私に相談の連絡を下さった住まい手さまです。



傷んだ下地を取替え
一部窓廻りの防水処理
雨水侵入のあった箇所の水切り処理
外壁のしっかりとした通気処理
をおこない、ガルバリウム外壁に張り替えと
アルミフェンスへの取替え工事をさせて頂きました。

20181202_IMG_6767.jpg

最初の施工が悪いと、
このように取合いからの雨水侵入、壁内結露が
進行している事も考えられます。
近年では既存外壁の上から、新たな外壁をかぶせる
外壁リフォームも多くみかけますが、状況判断し施工しないと
後々の躯体劣化にもつながりかねません。
 
体の傷口を治すのに、汚れた不潔な包帯の上
いくら新しい綺麗な包帯をしても傷口は良くなるどころか
悪化していきますよね!
家も一緒で、良かれと思ってする事が、悪い方へ進む事も多々あります。
多少費用がかかっても確認作業は大切です。
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