『湧水の家』 気密測定を行いました。
手づくりのWARMTHの家
いったいどのくらいの気密性能があるの?
と言う事で、今回初めて測定をお願いしました。
外気が入らないように給気口や排水口を塞いでいきます
大砲のようなドクタードルフィンという
送風機で1箇所から強制的に空気を外に出し、屋内と屋外に気圧差を生じさせます。
屋外に出した空気の量と
隙間から入ってくる空気による気圧の変化を測定して建物の気密を測定します。
測定中
3回の測定の結果標準C値=0.7!!
富山地区の次世代省エネ基準が5以下、
一般的に高気密住宅と言われている家は1以下とされていますので、
それを上回るかなり良い数値が出ました。
送風中にどこから空気が入ってきているかを調べる為
手を当てて探してみると、引違い窓の隙間や引違い玄関戸、
柱の立ち上り部分から入って来ていました。
柱部分はこれから壁を作り、覆われてしまうところなので
施工が進むにつれ、さらに隙間が少なくなると思います。
先日、気密施工してもらった
ユニットバスとの隙間は殆ど空気の流れを感じませんでした。
やはり違いは大きい様です。
単に数値だけを上げようと思えば、
ウレタン吹付断熱や気密シートなどを使用し、
覆ってしまえば簡単に数値が上がります。
コーキングを100本近く使い気密性を上げてる会社もあると聞きます、、、
しかし、WARMTHの家は
自然素材を使用し、床や壁には通気&透湿性のある断熱材を使用、
内と外の自然な透湿性(呼吸)を重要視しています。
測定士の方からこの断熱仕様でここまで数値が高いのは
丁寧な仕事をされている結果ですねと、
お褒めの言葉を頂きました。
この結果に甘んじず、今までどおり丁寧な施工を心掛け、
気密性能と断熱性能のバランスを取りながら
施工精度の高い家づくりを行う事で性能と快適さの両立を目指していきたいと思います。