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『fork Toyama』最後の仕事

2023.05.01

『fork Toyama』

早いもので5月です
1月の解体工事からあっという間にに月日が経過しました。

鉄骨の庇に濡縁も取付き外構工事も終わりです
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屋内も照明等、設備機器も取付きクリーニングを終えキレイになりました。
外とのつながりが気持ちいい素敵な空間に変貌しました。
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解体後の状態を見た時には、どうしようかと
かなり焦りましたが、なんとか無事完成までたどりつけました。
設計事務所のスタジオシュワリさん、協力業者の皆さん、
工事に携わってくださった皆さんのお力添えがあったからこそです!
皆さん、ありがとうございました。

また工事工程にご理解くださり、温かく見守ってくださった 『fork Toyama』の皆さん
ご協力ありがとうございました。そしてお待たせいたしました!
これから思う存分、この素敵なforkで楽しい時間を過ごしてくださいね!!!



寂しくなりますが最後の仕事です
室内板壁の塗装作業を手伝いして来ました。
坂口&前田コンビで天井取合いの難所塗装施工!!
ほぼほぼ親子ほどの年の差コンビですが
この現場での経験で、かなり良い連携が取れるようになってきたと感じてます(笑)
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スタジオシュワリ チームスタッフも手伝いにきてもらい
半日みっちりと塗装屋さんしてきました!!!

ちなみに午後からは『よすがの家』で左官屋さんに転職し塗壁仕事です
私達はいったい何者だ(笑)
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5月3日には学童に通う子供達により床板セルフビルド塗装との事
沢山の方々に携わってもらい完成した『fork Toyama』
これからの活動も楽しみです。
ワームスもいろいろと絡めれば~~~って思っております。

お庭訪問

2023.04.30

以前から気になっていた庭屋さんが
手掛けられたお庭を見せて頂くため、井波まで行って来ました。

お店へと繋がる
アプローチ階段の石や枕木、レンガなどを使ったパッチワークが個性的な素敵なお庭。
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木のベンチとして使える段差は
地域の方たちが座って休んで行かれる事もあるといる開放的な雰囲気です。

今は紫のあやめ、その後はピンクの花が咲き、
咲く花の色によっても四季を感じる事が出来るそうです。
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こちらは古民家を改築したお宿のお庭
入口のある木製の門扉を開けると別世界!

石と木塀に囲われたプライベート空間
小さな小川が流れ、所々にある水を湛えた火鉢から和の趣きを感じるお庭です。
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近くにある山に生息している植物をイメージしながら造ったというお庭

囲われたプライベートな空間の中にも
廻りの環境と繋がるとても自然な雰囲気を感じます。

立派な白樫の大木が茂り、
光と影が作り出した緑の陰影がとても綺麗です。
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こちらのお宿のお庭は
石畳敷きの井波の街並みを意識して作られたという
高低差がある石畳の階段のあるお庭

こちらも既存の樹々や段差を活かし、
石や樹々が自然に馴染んだ落ち着いた雰囲気です。
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それぞれ違った趣のある素敵なお庭でした。
庭づくりと家づくり、同じく通じる所もあり大変参考になりました。

お忙しいところお時間を作って頂き、ありがとうございました。

キレイな床に変身リフォーム工事

2023.04.27

過去ブログを見て問合せいただきました。
ありがとうございます。


既存床上に新規床板の上張り工事です。

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框上に立派な丸太の柱が立っており
まずは板道溝を掘る作業から!!
こんな凸凹節の付いた柱、最近ではなかなか見なくなりました。
昔の大工さんたちは常日頃からこのような木材を使い腕を磨いてました。
今の若い大工さんたちは使う機会が無いので経験が積めずにいます、、、
そんな難しい仕事でも、ワームス番頭の針山にとっては朝飯前!!!(ちょっと言い過ぎか、、)
物怖じせず果敢に丸太柱に挑んでいきます!!!カッコイイ~~~
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床板は厚み15㎜の無垢杉板材
框も無垢杉突板材の無塗装品で用意しました。
既存床を釘打ちした上にボンド併用で張り進めます!
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廊下の張り終いは突き付け仕事になるので、これまた技術のいる仕事
通りの波を拾いながら加工し納めます。
これがまた、ピタッとくると気持ちが良いのです(笑)
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張り終えた後、お米からできた自然塗料のキヌカを塗って仕上。
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オイル塗りたてでもベトベトせず、サラッとしており
施工日から上がっていただいても大丈夫です。
杉の床板は柔らかくて傷はつきやすいですが
足触りは最高に気持ちいいですよ~~~
経年で良い風合いが出てくると思います
やっぱり、杉床板は最高ですね。

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暗かった廊下も床板が変わっただけで明るく感じます。
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階段下もご覧の通り!
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キレイに仕上がり、住まいてさんにも大変喜んでいただき
他にも追加のお仕事いただきましたーーー!ありがとうございます。
また日を改め伺わせていただきます。 感謝!!!




『安住の郷』リノベーション工事スタート

2023.04.26

新たなリノベーション工事が始まり、解体工事がスタートしました。

使わなくなった家具などの不用品も
解体業者さんに一緒に引き上げてもらうため、家の前に運び出しました。

本気で断捨離するとなると、出る不用品の量も半端ではありません・・・(^-^;
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今後も使用する大切なピアノ
8人掛かりでようやくガレージに運び入れました。
本当、重かった・・・
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県外に嫁がれた娘さんが出産され、
帰省した際に快適に過ごせる実家にリノベーションしたい!
とのご相談を受け、計画が始まりました。

住い手ご家族はもちろん、帰省される娘さん、お孫さんも
皆が快適に過ごせる、心地良い空間に生まれ変わらせます。

ご両親の想いを込め、『安住の郷』 と屋名を付けました。


仮住まいされる住まい手さんにはしばらくの間ご不便をお掛けしますが、
リノベーションして良かったと喜んで頂ける様、頑張らせて頂きます。
よろしくお願い致します!
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建具扉の塗装作業

2023.04.25

舟橋村学童保育 『fork Toyama』

建具扉の加工が終わり、取付前に建具屋さんの作業場へ塗装作業に行って来ました。
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薄い板を加工した細かな造り
建具屋さんの技術の高さが伺えます。
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建具屋さんによる手作りの建具は
ワームスの家と同じく、長いホゾで組むしっかりとした造りです。

ワームスの家づくりに欠かせない
職人さん方のしっかりとした技術と、丁寧な仕事に感謝です!
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燕たちのおしゃべりを聞きながら
自然豊かで長閑な建具屋さんの作業場での塗装作業にほっこりしました。
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後日現場に片付けに行くと、建具屋さんが建具取付中!
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いよいよ完成間近です!!

絵図板

2023.04.24

『木かげの家』
本腰入れて手刻み加工作業の準備です!

私は大工職人もしながら設計もしています
自分で考えたプラン図面は、構造伏図も自分で考え描いています。
平面、立面プランだけ考え、あとは人任せ~~~って事はしません。
正直、誰かがやってくれたらな~ 楽だろうな~ って考える事はあります
でもきっと、誰かに考えてもらった図面では自分自身納得しないだろうと思います。
ここがダメ、あこがダメって ダメ出しばかり言ってそうで、、、嫌な性格だ~

自分で考えた図面であっても、
こうした方が良かった、ああした方がもっと良いかったって思う事は必ずあります。
今回、完璧だったな!って事もほぼ無いな、、、
自分で考えての結果が反省する事となっても、それは今後に活かすことが出来ます。
失敗、反省、予想外の成功の経験があり、その人の建築は進化してくはず
大事なのは、その時の自分のベストを尽くすこと!
少しづつではあるがレベルアップはしてると思う。

いかん、いかん、書こうと思ってた話からずいぶん脱線してったぞ、、、、、

話を戻し
写真はCAD図面のPC画面
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刻み加工の準備にどう関係あるかというと
平面図と伏図のCAD図面をベニヤ板に書き写します。
この板を大工は絵図板と言い、大工が木材に墨付けする際の設計図となります。
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このベニヤに書き写す作業が地味に大変なんですが大事なのです。
紙の図面でもいいんじゃない?とよく言われるのですが
これが紙ではダメなんです、きっと失敗します!たぶん、、、
できる大工はベニヤ板で絵図板を書いています!!!

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私は見やすさと書き込みやすさを考慮しシナベニヤのァ5,5㎜!
高騰してるシナベニヤですがここにはケチりません(笑)

大工が手刻みでつくる木組みの家『komorebi』見学会開催中!

2023.04.24

大工が手刻みでつくる木組みの家 『komorebi』 見学会開催中! 

見学時間 10:00~17:00 【完全予約制】
  

下大久保モデルハウス『komorebi』


新緑が芽吹く清々しい季節
  
ゆったりとした敷地の中に
緑の樹々が揺れる雑木の庭があるくらし

外の敷地も家の一部であり、有効に使いたい
普段は駐車スペースとして
時には家族で楽しむ空間として
型をつくらずフレキシブルに
その時々で自由に使える住まいでありたい。

手刻みの木の家と庭のあるくらしをご体感ください。

モデルオーナーさまも募集中です。
お気軽に見学、お問合せ下さい。

『komorebi』 VRギャラリーはこちら

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令和4年度 とやま県産材建築物コンクール審査結果

2023.04.22


報告が遅れましたが
令和4年度 とやま県産材建築物コンクールにおいて
『涼風の家』 が 優秀賞 を受賞しました。

3月に現地審査も行われたうえで、審査員の方々に高く評価していただき
「優秀賞」を頂けたことを大変嬉しく思っております。
審査していただいた皆さま、ありがとうございました。

住い手さんにはこころよくエントリーの承諾と弊社への応援をいただき
ありがとうございました。そして優秀賞おめでとうございます!
造った私共が言うのも変ですが、本当に良い家になりました。
素敵なご家族の家づくりに携われたことを嬉しく思っております。

また、工事に携わっていただいた協力業者の皆さん、ありがとうございます!
皆さんの丁寧な仕事があってこその受賞と感じています。

今回で4年連続の優秀賞受賞!!!
心地よい暮らしがイメージできる空間に本物の木の家づくりへの拘りこそが
時代に流されない価値あるデザインを生み出し、
評価し続けて頂けてるのだと感じています。
この賞にあまんじず更なる進化を目指し邁進してまいります。

5月には表彰式も予定されてますので
また報告したいと思います。

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建具修繕

2023.04.21

事務所で仕事してたら
久しい方から電話がかかってきました。


Nさん 「坂口さん、ひさしぶり~誰だか分かる~?」
私   「Nさん、もちろん分かりますよ!ご無沙汰しています。」
Nさん 「元気にしてる~?」
私   「おかげさまで元気です!Nさん、どうかなされました?」  
Nさん 「家の建具が少し壊れてて、自分で直そうとしたんだけど上手くいかなくて、、、
     坂口さんにお願いする様な事じゃないんだけど誰に相談すれば良いか分からなくて、、、」
私   「建具の不具合ですね、TELだと良く分からないので見に行きますよ!」 
Nさん 「えっ、来てくれるの!ありがと~」
私   「今日は事務所仕事してたので、Nさんの家近いし行きますよ~」
という事で現場到着。

Nさんとの出会いは7年前弊社HPから問合せ頂き
小さなアトリエのご相談を受け、仕事を頂いた住まい手さんです。

久しぶりにお会いしたので少しお互いの近況と、たわいもない話をしてから
本題の現況確認。

①シューズクローク開き戸のスライド丁番が外れ戸が傾いてる
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②洋室クロークの折れ戸の金具が壊れ戸が外れてる
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①はともかく、②は私では手に負えないので
建具屋さんに連絡し見に来てもらう事にしました。


住まいの事で困ったことあれば、どのような事でもお話し伺います
各職種のプロ仲間がおりますので遠慮せず聞かせて下さいね!!

Nさんと久しぶり会ってお話し出来嬉しかったです!
お互いさまですがあまり無理なさらずに(笑)

たかが雨樋されど雨樋

2023.04.20


家づくりを検討されてる方で
樋(とい)に関心を持たれてる方はほとんどおられないと思います。
もしも関心ある方は、かなり深いところまで入り込んでおられるマニアックな方ですね
きっと私と話が合います(笑)

たかが雨樋されど雨樋
今回、雨樋について書いてみます

樋(とい)とは、屋根に流れる雨水を集め
地上あるいは下水に運ぶ設備です。
ほとんどの家の屋根の先端、壁に付いてる筒状配管がそうです。

写真は屋根先端に付く雨樋です
左①がタニタハウジングウェアのガルバリウム雨樋(スタンダード半丸105)
右②がエスロンの樹脂雨樋(新丸トップノキトイRV105)

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『よすがの家』は水平ラインがキレイな屋根で
よりスッキリと美しく見える様、①の雨樋を提案させてもらい住まい手さんの賛同も得て
取付できました。
各パーツの接続部分がスマートで無駄な線も少ないのが良いです
エンドのつるぅとした納まりが気に入ってます。
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竪樋まで流れるようなラインでとてもきれいに納まっています。
屋根材と同じガルバリムなので高耐久ですし
経年でのメンテも同時期になるのでアフター費用は軽減できると考えられます!
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こちらは我が家の写真(6年前に竣工で今の写真)
②を採用しました。
当時①も検討に入れていたのですが初期費用の観点から
優先順位が低く断念しました。
①とくらべると意匠性はやはり劣りますね、、、
劣化に関しては今のところそれ程気になりません、
ただ、接続部の段差に蜘蛛の巣がつくのが気になってます。

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気になる価格差は正直2倍となってます。
う~~~~ん、やはり高い、、、、
施工性などの努力でもう少し頑張って貰いたいのが本音、、、、
耐久性、意匠性を考えると、良い商品であるのは間違なしで、とても共感できる!!!
そう考えると価格差だけで判断するのもどうなのか???
しかしながらこの物価高時代、、、
板金屋さんに粘り強く語り、交渉していきたいと思います

追記 
場所と条件次第では雨樋を付けないというのも検討してます
この話またいつの日か。


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