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一年生になる娘の机

2012.10.02

来年、小学一年生になる娘の机

天板は杉の一枚板!!
PAP_0392.jpg(加工前)
3年前、息子の机を造った時に
娘の分も一緒に蟻桟を仕込んでおいたので
ほとんど反り、狂いはありませんでした。

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天板、脚部には杉!
引出箱部は集成の赤松!


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引出の前板には桜フローリング材!
取っ手には、エンジュをチョイス!

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引出レールはベアリングの入った2段式を
某ホームセンターで購入!
動きはとてもスムーズです。
余った材料で本棚も一緒に!

一生使える(と、言うより使ってほしい)
おやじの愛が詰まった机が完成です。

でも、どこに置こうか…(悩)

絵図板を書く理由

2012.09.30

先日、ある設計士の方が

「坂口さんて、凄いね~~」て言ってこられました。

「どこが???」て尋ねると

「だって、この板の図面、坂口さんが書かれたんでしょ??」と、

「そうだけど…凄いですか?」

「今時こんなの書かれる大工さんて、そういませんよね
この伏図なんかも…」

てな、会話。

正直、「凄いね」と、言ってもらい嬉しかったのですが
すこし ガクッ とも、きました。

なぜなら、本来木造建築は
大工棟梁が必ず図面を絵図板に書き写し
構造や、おさまりなどをイメージし、考え、確認しながら
墨付け、刻み作業を行っていました。

当然ながら、うまくいくか、いかないかは
すべて自分にかかっているので
無事建方が終わるまでは、
不安と心配で眠れないのが本音です。

しかし、

そのプレッシャーに耐え、無事上棟したときの
喜びと、達成感は何とも言えない最高!!!なものです。
(もちろん、毎回反省点はありますが)

苦労したぶん建物に大工の気持ちが入っていき、愛着が湧き
その気持ちが、施主さん、業者さん、に伝わり
最後にはみんなの気持ち詰まった最高の家ができあがるのです。
ちょっと脱線しましたが…

話を戻すと
私が凄いのではなく、
本来当たり前だった事が
当たり前ではなくなってきて
大工が刻んで家を建てるから、
プレッカットなどで加工したのを大工が組み立てる
に世の中が代わってきたんです。


こうした、現実を目の当たりにすると
ガクッ と、くるのです。

家は工業製品ではありません。
家族が楽しく暮らす場所
言わば、家も家族の一員で生きていると思っています。

自分の心の中の
当たり前が、当たり前ではなくならないように
私はこれからも絵図板を書いていこうと思います。


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『城山の家』

2012.09.28

ご主人が生まれ育った地元、旧山田村で
ご主人、奥さん、お子さん3人のご家族で
ぬくもりのある暮らしをしたい。
そんな、住まい手の思いから『城山の家』づくりが始まりました。

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自然に溢れたのどかな風景の中に
煙突の上がった片流れの屋根、深い軒、大きな窓
そして薪小屋に囲まれたガルバリウム外壁の
42坪の外観がひときわ目を引きつけます。

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玄関に入ると
豆砂利洗い出しの土間に
杉の床板、白の漆喰壁と
自然素材の風合い感じる仕上げになっています。


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玄関横にある平屋部は
竹炭、柿渋を塗った黒い柱に梁
薄ピンクの珪藻土壁と調湿性の高い素材でできたタタミの間
お子さんが小さいうちは、みんなの寝室として活用されてます。

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廊下の先には玄関から間仕切りのない大空間!!
大きな窓から入る光と風が気持ちよく
外部と繋がる土間には
ワインレッドの薪ストーブにサーフボード
とご主人こだわりが詰まっています。

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吹抜け空間からリビング奥の壁まで架かる丸太梁は
長さ8.3mの1本の木です。
ご主人希望の木組みの見える家
つくる側も力が入り、心に残る木組み構造になりました。
大工の手刻み仕事、同じものは2つとありません。
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東面の大きな長戸からは
田舎の風景が一望できます。
窓から見える木は桜で春には家の中でお花見できます。
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キッチンはシステムキッチンに
大工の造作家具を織り交ぜ
セミオーダーキチンに。
キッチン前のカウンターは奥さんとお子さんとで
磨いた地松の無垢1枚板です。
キッチン背面収納も手づくり収納で
既製品にはない風合いがあります。

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住まい手さんが惚れ込んだ
作家さんにつくって頂いた陶器の照明
穴から漏れる光が幻想的な雰囲気を演出します。


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2階小屋梁、天井板、床板と
とやまの木をふんだんに使い
森の中にいるような心地よい空間です

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造作のカウンターに本棚のある2階ホールは
宿題、読書、お仕事、時には子供達の遊び場になり
ご家族のフリースペースとして活用。

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お子さんたちを思い、子供部屋は3部屋作りました。
ご家族を思うやさしい気持ちがたくさん詰まった家になっています。


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 現在、『城山の家』の住まい手さまは
 やまだ村の薪ストーブ屋さんとして頑張っておられます。
 販売、取り付けはもちろん、頼みづらい細かなメンテナンスにも
 熱心に対応してくれます。

 予約制にて、お家見学、薪ストーブ相談もできますので
 お気軽にお問い合わせください。

刃物の手入れ

2012.09.26

今日は、刃物の手入れ。

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新たな仕事にとりかかる前には
必ず刃物の手入れを行います!

仕事がきれいになるのは、もちろんの事
モチベーションも上がるんです。

ふくれっ面~)^o^(

2012.09.22

久々に子供たちと海へお出かけ!

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なぜか釣れるのはふぐの稚魚ばかり・・・
怒ってふくれ、きゅっきゅっと鳴くのを初めて見ました)^o^(

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簡単に次々と釣れるので満足顔~(^_-)-☆
でも、ふぐはいらないなぁ・・・

「やっぱりか~~~」

2012.09.22

とやまの木で家づくりモデル事業
(県産材を使った家に上限50万円の助成金が受けられる事業)
の、現場調査に来ていただきました。

今年で3年目のこの事業
初年度は大変、人気が高く
多数の応募があったそうなのですが
昨年、今年と少しずつ応募数が減ってきているとの事!

「やっぱりか~~~」

補助金だけに目が行き、
県産材の家をつくった結果がすでにでてきましたね

正直、県産材を使って家をつくるには
施工側の確かな知識と技術!!
住まい手側の木の家に対する知識と理解!!
この両方がうまくいっていないと必ず問題が発生すると思います。


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最近は、見えない箇所ばかりに
県産材が使われていてるケースが多いらしく
「県産材がこんなに見える箇所に使われていて嬉しいな~」
と、言っていただき自分も嬉しくなりました。

山田城山の家 完成見学会終了。

2012.09.17

無事、完成見学会終了できました。

52組、100名以上の方々に見に来ていただき
大盛況の見学会になりました。
0352012917.jpg2日間ともに天気は良好!!

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初日はナイタ-営業

0172012917.jpg 房の輔アートが幻想的な夜を演出!

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見に来てくだっさった皆様方ありがとうございました。

また、協力してくださった協力会のみなさん!

そして、全面的にバックアップしてくださった
施主のM様ご家族!

ほんとうにありがとうございました。

完成見学会まであと4日!!!!

2012.09.13

見学会まで今日も入れてあと4日となりました。

昨日、今日とクリーニングに入ってもらっています。
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私の近所のクリーニング屋さんなのですが、
そんなところまで!!!
って思うところまで丁寧に掃除をしてくれます。

紹介してほしい方は連絡ください。
ご紹介しますよ!

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吹き抜け窓からはこの風景


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漆の間も畳が入り
い草の香りが心地よいです。

とんかちコンクール出品!!

2012.09.13

妻に頼まれ,
小杉にある、木材試験所まで
息子が夏休みに作った出品作品を
持って行ってきました。
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受付を済ませると、係りの方が
入賞した場合の事を話し始められたので
これは、もしや…想像が膨らみ始めました。

「それでは、ホールの机の上に置いてきてください」と、係り員さん。

そして目に飛び込んできたのが

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どれもこれもかなりの力作!!
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こんな、すごい作品も~~~
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そして、我息子の作品がこれ
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(ーー;)
少し、恥ずかしくなり
そのまま持って帰ろうかとも思ったのですが
隅の方にそっと、置いてきました。
妻よ、出す意味はあったのかい????

薪ストーブ設置

2012.09.12

薪ストーブ設置完了!!

バーモントキャスティングスのデファイアント
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ストーブと壁のタイルは施主様のチョイス!
グレーに光沢あるワインレッド、最高です!!!!

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